いつも御喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。Tテサロニケ5:16〜18
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メッセージ
聖書箇所 | 使徒の働き2章1節〜4節 |
5月24日(日) メッセージ 濱野好邦 |
説教題:「ペンテコステの聖霊」 説教要旨:聖霊を受け、聖霊に満たされ、聖霊によって生きよう。 聖霊を受けることは私たちの信仰生活の根本です。私たちは聖霊を受けたことによってクリスチャンになれたのです。そして、聖霊降臨日がキリスト教会の誕生日です。キリストの弟子団に対してペンテコステの日に聖霊が降りましたが、それと同時にキリストの弟子団はキリスト教会となり、永遠に生きるキリストの地上に於けるからだとなったのです。 この日に新たに生まれたキリスト教会は、イエス・キリストの復活を証言するという使命を与えられて、エルサレムからはじめ、地の果てまでキリストの証人として仕えてきました。キリストの十字架とは、ゲッセマネの祈りに始まり、ペンテコステの聖霊降下までの神様のお働きのことです。ペンテコステはキリストの十字架の総仕上げという意味もあるのです。 私たちが聖霊を受けているか否かは次の三項目をチェックすると明らかになります。その第一は、救いの確信があると言うことです。私たちの心に宿った聖霊様は第一の仕事として、私たちに罪が赦されたという自覚を与え、神の子とされた喜びを与えます。第二は、イエス様の悪口が言えなくなります。聖霊を受ける前は、神は存在しない、と豪語していた人が聖霊を受けるとキリストを褒め称えるようになるのです。第三は、生きる希望が湧いてきます。人生に絶望していた人が、聖霊を受けると、自分の存在に高い価値を見いだし、神様と教会のため、世のため人のために生きていこうという勇気と気力に満たされるようになります。 十字架で死に、復活して天に昇ったキリストは、聖霊となって天から下り私たちの心を住処として生きて働き、私たちクリスチャンとキリスト教会によってご自身が永遠の存在であることと、ご自身が全能の神であることを証言させているのです。私たちがそのことに気付いても、私たちがそのことを知らなくても神様は私たちをそのように用いてくださるのです。 この聖霊降臨は神様の約束の結果として私たちに与えられました。イエス様は昇天前に「わたしは、わたしの父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい」と命じられました。ヨハネ14:26の「助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます」という約束です。神様はすべて約束のみことばによって事を行なっておられるのです。 ローマ人への手紙8章23節24節 「復活の希望」 私たちクリスチャンは、日々の暮らしの中でうめき、あえぎつつ、復活の日を待ち望んでいるのです。私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます、ということは、復活後のキリストのように、私たちも死にも、病にも冒されることのない栄光のからだに復活させられることを待ち望んでいるということです。 私たちのたましいは罪から贖われました。これはすでに私たちに与えられています。しかし、私たちのからだが贖われて栄光の体を与えられるのは、キリストが再臨するときです。これは将来のこととして神様が私たちに与えていてくださる希望です。私たちはこの復活の希望によって救われているのです。 私たちに救いの確信を授けてくださったのも御霊様であり、私たちを復活させてくださるのも御霊様です。私たちひとりひとりのクリスチャンに個人的に寄り添って神様の恵みを与えてくださる御方が御霊様だからです。ペンテコステの日に天から下られた御霊様は、今私たちの心に働いて、再臨と復活、神の国への希望で私たちを満たして、試練と困難に打ち勝つ力を与え、且つ、キリストの復活の証人として用いていてくださるのです。聖霊を受け、聖霊に満たされ、聖霊によってキリスト共に力強く生きていきましょう。 |