いつも御喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。Tテサロニケ5:16〜18
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メッセージ 5/28 互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい。1テサロニケ5:11
説教題 | キリストのこうばしい香り〜香り立つ人生〜 | 牧 師 |
聖書箇所 | Uコリント2:12〜14 | 佐藤 龍平 |
説教要旨 | 私たちを通してイエス様の十字架こそが救いです | |
成熟したクリスチャンの模範として有名なのが、この手紙を書いたパウロです。彼は律法にも精通し、またクリスチャンとしても成熟した人物でした。ユダヤ教の信者であった彼は、クリスチャンを迫害し、そのさなかイエス様に出会う事になりました。といっても、実際にお会いしたのではなく、光に照らされてイエス様の声を聞いたと聖書にはあります。その時、自分の罪に光が当てられ、彼はイエス様に立ち返りました。そこから彼のクリスチャンパウロの人生が始まったんです。 パウロがこの手紙を書いたとき、彼の心は不安定な時期であったようです。 2:14 私たちもパウロのように様々な現実の中で、精神的に追い詰められたり、途方に暮れることがあります。ある人たちは、家庭の問題があったり、ある人たちは病を抱えていたり、自分ではどうすることもできないような状況に陥ってしまう事があります。 パウロは1章の9節で死を覚悟したといっています。それほどまでに苦しい経験を通ってもなお、彼の口から出る言葉は、兄弟たちへの慰めと、励ましと感謝でした。苦しみの中に当ても、死ぬほどつらい経験をしたとしても、彼は感謝を捧げました。この姿が、キリストの香りを放つ者の姿です。 なぜ彼は感謝をすることが出来たのか。それには大きく分けて二つの理由があります。このことを知ることで私たちはキリストの香りを放つことが出来ます。よくかみしめてください。 一つは14節の感謝しますの後に来る言葉です。 神様は私たちを愛し、私たちに何にも代えがたい救われる喜び、救う喜びを与えようとしておられます。私たちの知恵や、力ではなく、弱さを持っている私たち、間違いを犯してしまう私たちの人生を通して、栄光を表してくださるのです。だから、弱くてもいいんです。間違ってしまってもいいんです。それが命を贖うキリストの香りになるんです。 もう一つは、14節の後半です。 Uコリント4:11-12 イエス様のいのちが、死ぬべき肉体を持つ私たちによってあらわされるんです。私たちを通してイエス様の十字架こそが救いであるという事を、私たち自身の身をもって、人生をもって表すんです。キリストのこうばしい香り立つ生き方とはこのような生き方ではないかと思います。 |