いつも御喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。�Tテサロニケ５：１６〜１８

今日はより実践的なことを見ていこうと思います。

　1・2節
ここには、教会に求められていることが4つ書かれています。「キリストによる励まし」と「愛の慰め」、「御霊の交わり」「愛情と哀れみ」です。このイエス様による励ましと愛の慰め、聖霊の交わりそして、愛情と哀れみによって私たちは、一つの心、一つの体になるようにと集められた群れです。

　この子なる神であるイエス様の十字架の贖いによる救いの励まし、そして父なる神の愛の御言葉による慰め、御霊の働きと交わり、互いに表される愛情と哀れみによって、わたしたちは一つとなることができるのです。一つとなること、これが教会の姿です。この神の働きによって、初めて私たちは「同じ思い、同じ愛、心と思いを一つにさせること」ができるのです。

　どんな教会になったらいいと思いますか？
　どんな意見が出ましたか？

　では、もう一つ、質問です
　教会が一致することをイエス様ご自身が求めておられます。教会が一致するために自分にはなにができると思いますか？
　どんな意見が出たでしょうか？

　キリストの香りを放つために自分に何ができると思いますか？

　この私たちが目的とし手本とする神様は、そこに七つの特徴が述べられています。
１．「神と等しいことに固執しない」です。
２．「ご自分を無にされる」
３．「しもべになられた」
４．「人と同じ者になられた」
５．「人の姿で現われた」
６．「へりくだられた」
７．「十字架の死に至るまで従順であられた」
イエス様はこの七つの性質を持った方です。この、イエス様の言葉、態度、行動をわたしたちは模範とするのです。イエス様の香ばしい香りはここからきているんです。

　この七つのイエス様の性質には共通する点があります。それは、神であるイエス様が低くなられたという事です。つまり、6番にもあるように、へりくだられた方なんです。イエス様のこうばしく、かぐわしい香りは、すべて、このへりくだりからきているのです。
　さらに言うならば、クリスチャンの香りとはへりくだる香りであり、このようなクリスチャンからキリストの香ばしい香りが放たれていくのです。
　御子がご自分をへりくだらせて、十字架の死に至るまで御父に従順に従いました。神は御子を死人の中から甦らせて下さいました。そして神様はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名を与えて下さいました。イエス様は、誰よりも低くお生まれになり、ご自身を十字架まで低くされ、へりくだり、御父に従順に従いました。へりくだる信仰、神に従う信仰です。へりくだる生き方にこそ、キリストの香りを放つ教会、キリストの香りを放つクリスチャンが形造られるのです。