説教題 一致の力
聖書箇所 使徒1章14節〜5章12節
説教要旨
序
◇使徒行伝では「心を一つにして」「一つになって」の表現が多い
◇初代教会のめざましい進展の秘密の一つはこの「一致」
◇どういう一致であったかを見よう
T 「心の一致」(1:14)「みな心を合わせ、」(マルコ9:33-35)
◇ペンテコステの前の祈りを通して、十字架によって、自我のみにくさ、高ぶり、罪深さを悟らされ砕かれたから
◇教会の出発点はペンテコステ 私たちの教会の信仰もここから
◇機械的な画一的な一致ではなく、斉唱でなく合唱
◇イエスさまのみ旨に沿うという一点で心を合わせる
◇従って分離分裂を起こさせるものは、どんな理由であれ悪魔の業。
血肉の戦い → 霊の戦い(エペソ6:12)
U 祈りの一致(1;14)「心を一つにして・・・声を上げて言った」(4:24)
◇バラバラの人の心も祈ると一つになる
◇祈ることは謙ること、自らに頼らず、神に頼ること
◇神と心を一つにすること ― 霊の世界が見え、心以上に霊が一致する
V 集会の一致(2:1,46,5:12、マタイ18:19,20)
◇単に集まるのでなく、心を一つにして集まっていた
◇教会の原意も教える会ではなく、集まり
◇集まることを喜びとし、集会の一致があるとき、御業が進みます
W 持ち物(賜物の一致)(4:32)
◇心の一致が祈りに、また集会に、次に持ち物にまで表れた
◇豊かな時代でも、ほんとうに困った貧しい人には同じ心で手を差しのべるべきです
◇神から与えられている持ち物の一つである賜物は、自分のものと言わず、みんなで持ち寄って奉仕し合いたい
X 伝道の一致(4:31)
◇心、祈り、集会、賜物の一致がある時、押し出されるような伝道の一致が生まれてくる
◇初代教会の進展はまさに知恵の力でなく、方策の力でもなく、一致の力でした
マルコ9:33-35
33 カペナウムに着いた。イエスは、家に入った後、弟子たちに質問された。「道で何を論じ合っていたのですか。」
34 彼らは黙っていた。道々、だれが一番偉いかと論じ合っていたからである。
35 イエスはおすわりになり、十二弟子を呼んで、言われた。「だれでも人の先に立ちたいと思うなら、みなのしんがりとなり、みなに仕える者となりなさい。」
エペソ6:12
12 私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
マタイ18:19,20
19 まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。
20 ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」
前半
後半