説教題 聖霊に対する注意すべき姿勢 ― いのちの川が豊かに流れるために ―
聖書箇所 マタイ12章24-45節
説教要旨
序
◇教会の業は聖霊の働きによるもの(使9:31) 使徒行伝 = 聖霊行伝
◇どんな罪も赦されるが聖霊に逆らう罪だけは赦されない(31,32)
◇主イエスは終末の時代に聖霊さまを非常に大切にしておられる(使5:3)
◇主イエスは自分と同じもうひとりの助け主を私たちに与え、うちに住まわせる
(ヨハネ14:16,17)
◇今は聖霊が世界中に顕著に働く終末の時代
◇そこで、今、聖霊に対して特に注意すべき姿勢を主から語っていただこう
T 聖霊に対して中立的立場をとる人への注意(24-32)
◇主は十字架と復活により、強い人・サタンを縛りつけ(29)
◇聖霊によって悪霊どもを追い出し、今や神の国は音を立てて進軍している(28)
◇宇宙の真の勝利者イエスの前に中立はあり得るか ― 味方しない者は逆らう者(30)
◇聖霊のバプテスマ、満たし、導き、声を聴く、等に躊躇を憶え、距離を置いて、
自分の信仰を守ろうと聖霊に対し中立的な立場をとろうとする人はいないか(30)
◇聖霊に対し積極的に味方し、崇め、敏感になる
聖霊と共に、伝道、セル・・・に於いて集める者になる(30)
U 聖霊に満たされ、聖霊によってことばの管理をしない人への注意(33-37)
V 聖霊のしるし、賜物を求め、聖霊御自身を求めない人への注意(38-41)
◇十字架と復活の栄光の奇跡を証してくれる聖霊御自身を求め、その結果としてのしるし
W 知恵を求め、真理の御霊なる聖霊御自身を求めない人への注意(42、ヨハネ16:13)
◇ユダヤ人はしるしを求め、ギリシヤ人は知恵を求む ― 人間の二つの本質
X きよめられながら空き家にしている人への注意(43-45)
◇この例話は一見きよめられることが悪いかのように取れるが、きよめられた後、空
けていることが悪い。(ガラテヤ2:20a)の前半がきよめでなく後半がきよめ
◇聖霊の満たしは信仰による(ガラテヤ3:2、ルカ11:13、Tヨハネ5:14,15)
◇救い主としてだけでなく、人生の主として心の王座に迎えよう
使徒9:31
31 こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った。
使徒5:3
3 そこで、ペテロがこう言った。「アナニヤ。どうしてあなたはサタンに心を奪われ、聖霊を欺いて、地所の代金の一部を自分のために残しておいたのか。
ヨハネ14:16,17
16 わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。
17 その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。
ヨハネ16:13
13 しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。
Tコリント1:22
22 ユダヤ人はしるしを要求し、ギリシヤ人は知恵を追求します。
Tヨハネ2:27
27 あなたがたの場合は、キリストから受けたそそぎの油があなたがたのうちにとどまっています。それで、だれからも教えを受ける必要がありません。彼の油がすべてのことについてあなたがたを教えるように、──その教えは真理であって偽りではありません──また、その油があなたがたに教えたとおりに、あなたがたはキリストのうちにとどまるのです。
ガラテヤ2:20a
20 私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。
ガラテヤ3:2
2 ただこれだけをあなたがたから聞いておきたい。あなたがたが御霊を受けたのは、律法を行ったからですか。それとも信仰をもって聞いたからですか。
ルカ11:13
13 してみると、あなたがたも、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう。」
Tヨハネ5:14,15
14 何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です。
15 私たちの願う事を神が聞いてくださると知れば、神に願ったその事は、すでにかなえられたと知るのです。
前半
後半