説教題 信仰のビジョン化と祈り
聖書箇所 ヘブル11章1節、創世記13章10-18節
説教要旨
序 これからの越生教会 〜2023年ビジョン〜
T ビジョンとは
◇世ではビジョンは威勢のいい自己実現の手段
◇聖書が示すビジョンは神の栄光が表されるようにという自我に死んだ願いから生じるべ
きもの
◇だから自分の願いというより神が私の人生に、教会に、何を期待しておられるかを知っ
てそれを思い願うこと(ヨハネ5:19)
◇それは既に神によって事実であるという未来完了思考でいつもそれを見ながら現在を生
きること、それが信仰(ヘブル11:1)
U ビジョンを持つには
◇アブラハムのように信仰のビジョン化の生涯の出発点は弱さ(創11:30、Uコリント12:9)
◇ロトとアブラハムのビジョンの持ち方をよく対比する(創13:10,11,14-18)
◇同じビジョンの「目を上げる」にもロトは自我の欲によって、アブラハムは神のことば
によってした一方は低く、一方は高いビジョン。一方は部分的、一方は全体的
◇北と南 ― 過去、現在、未来を一貫したはるか永遠まで見渡すビジョン(14,15)
◇東と西 ― まわりのすべての必要に応えるビジョン(16)
◇そのため縦と横に歩きまわる、実地訓練されるビジョン(17)
V ビジョンを実現するには
◇ビジョンの構成要素は「信仰と執拗さ」
◇信仰のビジョンがいよいよ確かなものとなり、不動のものになるために、神はすぐそれ
に答えず執拗に求め続けることを要求される
◇それが信仰による訓練
◇アブラハムも何回か手の業をして失敗し、落ち込み、訓練された
(創12:11-13、15:1-6、16:1-4,15,16,17:1-8,15-19)
◇最高の大試練が神によって与えられた恵み、イサクを壇上に献げること(創22:1,2,6-18)
◇これによってビジョンの究極目標は神であり、自分でないことを悟った
◇信仰とは神のことばに従うことであることを体験した(ヘブル5:8,9)
その時、確かに大いに祝福されたビジョンが実現する
◇最後にビジョン実現に必要なものは祈りである。祈りの祭壇を築くことである
(創12:7,8、13:3,4,18、22:9)
ヨハネ5:19
19 そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。子は、父がしておられることを見て行う以外には、自分からは何事も行うことができません。父がなさることは何でも、子も同様に行うのです。
ヘブル11:1
1 信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。
創世記11:30
30 サライは不妊の女で、子どもがなかった。
Uコリント12:9
9 しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。
ヘブル5:8,9
8 キリストは御子であられるのに、お受けになった多くの苦しみによって従順を学び、
9 完全な者とされ、彼に従うすべての人々に対して、とこしえの救いを与える者となり、
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後編