説教題 光に輝き生きるには
聖書箇所 ルカ11章33-36節
説教要旨
T 光とは
◇光は明るくする、冷たい心を暖かくする、光は輝く、光が入ると闇も消える
◇天地創造の時、神は「光あれ」と言われた。「すると光があった」= 根源の光(創1:2,3)
◇4日目に造られた太陽や星の光ではない(創1:16,19)
◇創造の世界と私たちの人生はこの根本的な光によって支えられている
◇今やこの光はイエス・キリストとしてこの世に来られ、私たちを照らしている
(ヨハネ1:4,9、Uコリント4:6)
◇闇はこの光を消すことはできない(ヨハネ1:5)
◇それでもなお確かに闇はある。「神は光と闇とを分けられた」(創1:4)
闇も創造の世界の中で神によって位置を与えられ、意味と役割を与えられた
(詩139:11,12)
U 光はどこにあるべきか
◇穴蔵や枡の下か、灯台の上か?
◇間違えてはならない 「・・・の下に置いてはいけません」と律方的な命令ではない
◇あかりは上に置くもの、イエス・キリストは私たちの信仰の現実です。事実の力です。
◇事実、光があるのに輝かないとすれば、何故? 穴蔵や枡の下に置いているから
◇穴蔵は生活に本当に必要でないものを置いておくところ
◇枡の下というのは自分の自我(はかり、規準)の中に隠してしまうこと
V 光を上に輝かせ、自らも内なる光によって輝くにはどうすべきか(33)
◇光をあなたの上に、外に輝かせなさい、そうすると闇は消える筈です
(詩34:5、ヘブル12:2a)
◇こんな素晴らしい光が輝いているのに主はもう一つ大きな問題を提起される(34)
◇それはからだと目の関係 「からだのあかりはあなたの目です」(35,36)
◇目はイエスを根源とする全ての救の光を見る霊的視力
◇どんなに大きな明るい光が輝いていても、目をふさいでおれば何も見えません
◇あなたの目が悪ければ全身も暗くなるのです。目は聖霊の働き、機能、力です
◇「あなたのうちの光」=根源的な上なる光の反映、聖霊(マタイ5:14a、Uコリント3:17,18)
◇うちに光があるのに、なぜ心が闇におおわれるのか
◇「うちの光が闇にならないようによく見なさい」(35)
◇よく見る = 目が澄む(健全になる)= 単純、素朴、シングル = キリストのみ
◇「だけ」= 固執、偏狭、狂信、頑述 「のみ」は全てが含まれる → 自由(ヨブ1:21b)
◇うちにある光が暗くなる = この「のみ」一つに焦点があわないで目がかすむ
◇では具体的にどうするのか
@聖霊を徹底的に崇め、満たされる、聖霊が働きやすいようにする(黙3:18c)
A祈りのうちに聖霊によって御言が開かれ光を受ける(詩119:130)
◇その時上なる根源的な光もうちなる光も相俟って私たちは世の光として輝く
(ヨハネ12:35b,36a、Uコリント3:17,18)
創世記1:2,3
2 地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。
3 神は仰せられた。「光、あれ。」すると光があった。
創世記1:14-19
16 神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼を治めさせ、小さいほうの光る物には夜を治めさせた。また星も造られた。
19 夕があり、朝があった。第四日。
ヨハネ1:4,9
4 この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
9 すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。
Uコリント4:6
「闇の中から光が輝き出よ」と言われた神が、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせるために、私たちの心を照らしてくださったのです。
ヨハネ1:5
5 光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。
創世記1:4
4 神は光を良しと見られた。神は光と闇を分けられた。
詩篇139:11,12
11 たとえ私が「おお闇よ私をおおえ。私の周りの光よ夜となれ」と言っても
12 あなたにとっては闇も暗くなく夜は昼のように明るいのです。暗闇も光も同じことです。
詩篇34:5
5 主を仰ぎ見ると彼らは輝いた。彼らの顔は辱められることがない。
ヘブル12:2a
2 信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。
マタイ5:14a
14 あなたがたは世の光です。
Uコリント3:17,18
17 主は御霊です。そして、主の御霊がおられるところには自由があります。
18 私たちはみな、覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。
ヨブ1:21b
21【主】は与え、【主】は取られる。【主】の御名はほむべきかな。」
黙示録3:18c
18また、目が見えるようになるため、目に塗る目薬を買いなさい。
詩篇119:130
130 みことばの戸が開くと光が差し浅はかな者に悟りを与えます。
ヨハネ12:35b,36
35 「もうしばらく、光はあなたがたの間にあります。闇があなたがたを襲うことがないように、あなたがたは光があるうちに歩きなさい。
36 自分に光があるうちに、光の子どもとなれるように、光を信じなさい。」
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後編