説教題 信仰生活の秘訣
聖書箇所 マタイの福音書25章14-30節
説教要旨
序
◇私たちキリスト者こそ、神の国の永遠に名が残されるタレント
◇天国、神の国は聖書では概念として受けとめ、神の支配するところ
(ルカ17:20,21,23:43)
◇天国はあちらだけでなく、こちらで始まっている天国に私たちはもう関わっている、
もうすでに私たちは決定づけられていく
◇天国に直結する程重大な信仰生活の秘訣は何でしょう(15c,16)
T 「すぐに行って」― 実践
◇聖書の中の信仰の人は皆この「すぐ」に生きた人
◇1タラントの僕の場合、この「すぐ」がありません(18、マタイ8:21,22)
◇「御霊の言える如くせよ」(ヘブル3:7,8)
◇「後でする」「いつかする」はサタンの声と肝に銘じる
◇「教えられた」はすべてが完結したかの如く思わせるサタンの最高のあざむきの戦術
◇すぐ従わなかったため、どれ程多くのすばらしい生きた主からのみ言に生きるチャンスを
失ったことでしょう
◇「すぐ」という時こそ、永遠とつながる神の時なのです
U 「それで商売をし」― 働かせる
◇預けられた賜物を働かせるということです
◇1タラントの僕は「地の中に隠した」― 預けられた賜物を働かせなかったこと
◇働かせるとは・・・商売をする
・聴いたみ言を100%信じ、現実に生かす
・与えられた信仰を生活の中に生かす
・内に居給う聖霊を崇め、喜び、聖霊によって歩む
・与えられた聖霊の賜物を奉仕の中に生かす
◇信仰と生活とが分離しているようでは働かせていない → 信仰生活
V 「ほかに5タラントもうけた」― みこころ
◇主人が5タラント預けたのは、もうけさせるため。この主人のこころをわきまえ感謝を
もって応えていく → 「ほかに5タラントもうけた」
◇1タラントの僕は「わかっていた」「知っていた」(26 第3版)
◇自分を主体(中心)とし、神さまを客体として見る時、それは冷たい知識になる
◇自分を僕とし、神さまを主として見る時、それはみこころとして伝わってくる
◇信仰とは冷たい知識ではなく、暖かく生きた主のみこころに生きること
◇信仰生活が知識でなく、みこころによって生きるようになれば本物(ヨハネ6:38)
◇みこころを生きる、みこころのために生きる。何とすばらしい最高の生き方
マタイ25: 15c,16
15c 彼はそれぞれその能力に応じて、一人には五タラント、一人には二タラント、もう一人には一タラントを渡して旅に出かけた。するとすぐに、
16 五タラント預かった者は出て行って、それで商売をし、ほかに五タラントをもうけた。
ルカ17:20,21、23:43
17:20 パリサイ人たちが、神の国はいつ来るのかと尋ねたとき、イエスは彼らに答えられた。「神の国は、目に見える形で来るものではありません。
21 『見よ、ここだ』とか、『あそこだ』とか言えるようなものではありません。見なさい。神の国はあなたがたのただ中にあるのです。」
23:43 イエスは彼に言われた。「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」
マタイ8:21,22
21 また、別の一人の弟子がイエスに言った。「主よ。まず行って父を葬ることをお許しください。」
22 ところが、イエスは彼に言われた。「わたしに従って来なさい。死人たちに、彼ら自身の死人たちを葬らせなさい。」
ヘブル3:7,8
7 ですから、聖霊が言われるとおりです。「今日、もし御声を聞くなら、
8 あなたがたの心を頑なにしてはならない。荒野での試みの日に神に逆らったときのように。
ヨハネ6:38
38 わたしが天から下って来たのは、自分の思いを行うためではなく、わたしを遣わされた方のみこころを行うためです。
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