説教題 人生(教会)のビジョンの達成
聖書箇所 ピリピ2章12-18節
説教要旨
序 「恐れおののいて自分の救いを達成するよう努めなさい」(12)
◇救いには @新生 A信仰生活 B栄化がある
ここでは信仰生活のための信仰 = 神の期待とご計画をビジョン化していく所の信仰。
信仰は ビジョン(ヘブル11:1)。ビジョンを持つことによって救いは達成する。
救いの達成はビジョンの達成
T その働きの主役はだれか(12,13、Tコリント3:6)
◇このビジョン達成の主役は誰?神です。「神はみこころのままに」
信仰はいつも神が先に働いていることを受けとめること。神が主役で働かれる
◇パウロは「私の不在の今こそ、あなたがたは神の前にいるのです。だから、共に働いて
くださる神御自身によって、自分の足でしっかり立ちなさい」と励ましている
U では自立か、神立か(12,13)
◇神がすべてをなさるのなら、神は私たちの自立を妨げるのか
◇否、むしろ目に見える牧師やリーダーに頼らなくなる、神立があるから本当に神により
頼んで自立できるのです。
◇自立と神立は相反するものでなく、両立し互いに支えあって成り立つ。自分の救いはイ
ンスタント食品のようなものではない。イエスが血みどろになってくださったのですか
ら、私たちも恐れおののいて自分の救いを達成しなければならない
V 不屈の信仰か、恐れおののく信仰か(12)
◇不屈の信仰は大切であり、必要です。しかしそれはゴールであって、過程にあっては恐
れおののく信仰が必要です。光を当てられ、御言の前に立ち、取り扱われ、悔い改め、
十字架と復活によって、しっかり立つという過程を何回も何回も繰り返すことが大切、
ここに聖化もある。
このように一歩一歩前進して救いを達成することを求めておられる
◇神がすべてやってくださるから、ある意味私たちは受身
しかしコロサイ1:29にあるように何もしなくて良いのではなく、捨て身になって労苦し
ながら奮闘するのです、本当の受身は捨て身(13)
W 避けなければならないことは何か(14)・・・「すべてのことを」
(1)不平を言わずに(外に向って)・・・ つぶやき 消極的 → 積極的
(2)疑わずに(内に向って) ・・・ 否定的にならず → 肯定的になること
X その目標は何か(15,16)
◇純粋な者になる
◇傷のない神の子どもとなる
◇世の光として輝く(いのちの言を握って)→ 次項に続く
Y その報いは何か(16-18、Uコリント11:23-28、ヨハネ6:27、マタイ10:42)
◇キリストの日の栄冠
◇喜び
ヘブル11:1
1 さて、信仰は、望んでいることを保証し、目に見えないものを確信させるものです。
Tコリント3:6
6 私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。
コロサイ1:29
29 このために、私は自分のうちに力強く働くキリストの力によって、労苦しながら奮闘しています。
Uコリント11:23-28
23 彼らはキリストのしもべですか。私は狂気したように言いますが、私は彼ら以上にそうです。労苦したことはずっと多く、牢に入れられたこともずっと多く、むち打たれたことははるかに多く、死に直面したこともたびたびありました。
24 ユダヤ人から四十に一つ足りないむちを受けたことが五度、
25 ローマ人にむちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度、一昼夜、海上を漂ったこともあります。
26 何度も旅をし、川の難、盗賊の難、同胞から受ける難、異邦人から受ける難、町での難、荒野での難、海上の難、偽兄弟による難にあい、
27 労し苦しみ、たびたび眠らずに過ごし、飢え渇き、しばしば食べ物もなく、寒さの中に裸でいたこともありました。
28 ほかにもいろいろなことがありますが、さらに、 日々私に重荷となっている、すべての教会への心づかいがあります。
ヨハネ6:27
27 なくなってしまう食べ物のためではなく、いつまでもなくならない、永遠のいのちに至る食べ物のために働きなさい。それは、人の子が与える食べ物です。この人の子に、神である父が証印を押されたのです。」
マタイ10:42
42 まことに、あなたがたに言います。わたしの弟子だからということで、この小さい者たちの一人に一杯の冷たい水でも飲ませる人は、決して報いを失うことがありません。」
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